6月は梅雨で何やらジメジメとし暖かく湿った風に「嫌ぁ~!」と思う日々でしたが
7月に入ってから太陽もやる気を見せてきて湿った空気&強い日差しのダブルパンチをくらい見事にノックアウトされる 今日この頃…
そんな中くらたでは初の防災食作りに挑戦しました!
今回は大雨などで避難指示が出てエレベーターを使って3F~4Fへ一時避難
食事はガス・電気が止まったのでガスコンロを使い調理
午前の部は食事作り午後の部は避難訓練をしました。
では午前の部の様子をどうぞ!
比較的保存の効く見慣れた野菜・魚肉ソーセージを皆で小さく切っていきます
様々な食事形態の方がいるので、大きい物が食べれない方でも安全に食べれる様に通常より小さく切っています。
水を入れた鍋の中に耐熱・陶器の皿を敷きその上にポリ袋や専用の袋に食材を入れて口をしっかりと縛り中へ入れます。
「どうして袋に入れるの?」「鍋とコンロ使うなら普通に作ったらいい」
と思う方も多い事でしょう…そう普通に調理するより少し手間がかかってしまう
しかし考えてみてください、ガス電気が止まるという事は水道も止まるという事!水も止まってるだろうし農業用とかで溜めてるものを使うかも濁ってるかも…
それで料理を作っても食欲は出ないし食べてもお腹を下すかもしれない
下痢は便と一緒に体の水分も出ていくため脱水症状になりやすい、つまり避けたい物!
なので少々手間でも袋に入れた方が食べ物が直接水に触れる事が無いため、お腹を下す心配が少し減る&衛生的というわけです。
部屋を暗くしてライトで照らしながら紙コップにフルーツ缶や飲み物を入れていき
なんとカレーとキュウリの浅漬けが完成しました!
では気になる味の方は?と言いますと正直に言うと災害時に食べる物なのであまり美味しくはありません、ご飯は柔らかくカレーも薄味…
だがしかしっ!何もない平和な日常で食べるカレーは美味しくて当然なんです!だって水もある材料も豊富にある!美味しく出来なくても後で調味料を足したりなんかも出来る!
ただ災害時となると使える物も限られる上に被害状況によっては復旧にも時間がかかる為、最低でも3日分は食料が残るようにしなければいけない。
簡潔にまとめますと味はどうあれ温かい物が食べれるだけマシという事です。
例えば一人暮らしだと冷蔵庫の中は大体カラっぽですって事も少なくありません
あったとしても米か缶詰、ガスコンロがない場合は米すら炊くことができないのです。
そう考えたら非常時でも味はどうあれ温かい物が食べられると言うのは非常に有難い事です
けど洗い物も少ない上に簡単おいしく出来るレシピも増えては来ている為
色々と調べて是非とも家庭で作ってみるのも良いかもしれません。
下にリンクを貼っておきますので参考までにどうぞ。
ちなみに栄養士の資格を持つ職員曰く学生時代に
一般向けの災害食講習の手伝いで作ったケチャップライスも作る時は美味しそうで
期待して食べたら可もなく不可もなく美味しくはなかったが
なんだか気持ちと腹は満たされたとの事
→後編に続く!
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